- ホーム
- 心理学・カウンセラー
- 産休、育休の間に、興味のあったカウンセリング資格に挑戦。 資格をとったことで、自…
心理学・カウンセラーに関する体験談詳細
【メンタル心理カウンセラー資格取得講座】
産休、育休の間に、興味のあったカウンセリング資格に挑戦。 資格をとったことで、自信を持ってプロとして開業することができました。
キャリカレで資格を取ろうと思ったきっかけは?
ブライダル企業で17年ほどフルタイム勤務し、その間、ウェディングプランナーとして5000組、1万人以上の方の接客をしてきました。出産の2カ月前に産休期間に入ったのですが、私自身、ストップするのが苦手で、つねに加速していたいタイプなんです。産休や育休といっても、ゆっくりできるお休みではないと思うので「並行して何かやっていたほうが私にとってはストレスの分散になるかな」と思いました。 せっかくなのでこの期間になにか学びたい。ウェディングの仕事に生かせたり、将来的に自分で開業もしたい、と漠然と思っていたので、産休、育休中に在宅で取得できる資格をとろうと思いました。 興味を持ったのが、カウンセリングの分野です。
ウェディングプランナーって、スーツを着て新郎新婦入場のときに扉を開ける、というイメージがあるかもしれません。ですが、私の場合は勤務年数が経っていたので、新規接客や成約といった営業分野の仕事がメインでした。
初めて訪れ、どの会場で式を挙げようかと迷っているカップルがお客様。いろいろな式場プランがある中、2時間ほどの接客で、200万~500万程の成約をとる必要があります。そのときなによりの決定打になるのは、「この人に依頼したい」という信頼感と、会場の雰囲気、つまり「人と場所がメインになる」と思っていました。
キャリカレのホームページを見て、人の話を聞くスキルを高めるために「メンタル心理カウンセラー資格取得講座」を選びました。2カ月で取得できる、とあり、これなら子育てしながらでもできそう!と。
お客様と話をするとき、みなさん、予算のことはもちろん、遠方の親や持病のある祖母を連れてくるには、などいろいろな悩みを話されます。それらの悩みを全てクリアして成約となるので、カウンセリングの知識は絶対に役立つはずだと思いました。
また、「人の悩みに対して答えられる人になりたい」という気持ちもありました。誰もが少なからず悩みを持っていますし、自分自身、初めての子育てで悩みが出てきたときのためにもカウンセリングの知識を身につけておきたいと思いました。
実際に学んでみて、どうでしたか? 苦労したこと、モチベーション維持のために工夫したことは?
出産の2カ月前から学習を始めました。届いた教材は、テキストが薄くて持ち運びしやすく、産院の待合室や移動中の電車の中で読みました。産後は子どもが寝ている合間にこまめにテキストを開き、ボロボロになるまで読み込みました。
学生時代と違い、一つひとつのワードや人名を暗記するのに苦労しましたが、繰り返しテキストを読んだり、テストで間違えた部分を見直したりしました。
ありがたかったのが「傾聴練習会」でした。赤ちゃんを抱っこしていてもいい、と言われたので、毎回参加させていただき、実践をすることでクライエント(相談者)への向き合い方が理解できました。最初は緊張して、何を言ったらいいんだろう……と頭がグルグル。でも、場数を踏むことで慣れて、楽しくなってきました。何度か同じグループになった方とSNSでつながることもできました。その方は60代で4人のお孫さんがいる女性。同じようにカウンセリングで開業し、今も励まし合っています。
産後は体力回復に時間がかかったり、生活リズムが整うまでは育児がメインに。数ヶ月、学習期間が空いてしまった時期もありました。それでもキャリカレからテストの時期や、次のテキストを学ぶ時期について事前にメールで教えてくださるので「がんばろう」という気持ちに。
結果的に資格取得までは10カ月かかりましたが、自分のペースで、在宅で受験できることがなによりもありがたかったです。資格を取っても終わりにはならず、お祝いメッセージや誕生日メッセージをくださるのもうれしかったです。時間はかかってもインプットを続けた自分を、「われながらよくやった」と誇りにしています。
資格を取ったことで変化したことは? 現在の活動への影響は?
資格取得のために勉強をして、信頼が得られる言葉がけや傾聴の知識がついたことで、クライエントと向き合える自信が得られたことが私の大きな財産になっています。
資格取得と同時に「ココナラ」(知識やスキル、経験などの特技を売り買いできるスキルマーケット)の場を活用して、カウンセリングを開業しました。
子育てをしながらなので、カウンセリング仕事はオンラインでのメッセージのやりとりのみ。子どもが昼寝しているすき間時間に、メールのやりとりでクライエントの相談に答えています。無理をしてカウンセリングの質が落ちることはあってはならないと思っているので、基本は当日返信としながらも、午後3時以降にいただいたメールには次の日返信、など私なりにルールを決めて理解をいただいています。
開業をしたものの、1件目を受注するまでは6カ月かかりました。「ココナラ」のサイト上には、国家資格の臨床心理士の資格をお持ちの方はもちろん、カウンセリングのキャリアの長い方もたくさんいらっしゃいます。気長に待とうと思っていたら、一人目のクライエントが。その方は長文で離婚についての悩みを伝えてくださいました。往復メールで一生懸命に答えると高い評価をつけてくださってリピーターに。その方の後に10件ほど連続で、毎月のようにクライエントがやって来てくれて、忙しくなりました。キャリカレの講座受講費用は、カウンセリングの仕事によって1年半ほどで回収でき、初期費用もかかっていないので今後は収入が増えるのみです。
私は婚活と恋活が得意分野だと思っています。リピーターの中には、「彼氏と別れそうで悩んでいる」という方もいて、それは専門医を受診するような相談ではないけれど、本人はすごく悩んでいます。資格で学んだ「相手が話し終わるまで待つ」という傾聴の姿勢を活かしたり、文面から探りながら相手の気持ちを引き出します。
教材の「思考診断テスト」や「ストレスセルフマネージメント法」の用紙も、カウンセリング時に活用しています。カウンセリング終了時にクライエントに質問しながら「これからはこんなふうにストレス解消を」とアドバイスしたり。カウンセリング後にうれしい評価をいただけること、リピーターさんから頼りにされることがすごく嬉しいですね。
結婚相談所では男性でも女性でも、まずは結婚したい方のカウンセリングを行い、住民票や収入証明書、独身を証明する公的書類などで入会審査を経て、専用アプリを提供。お見合いが成立すると交際が始まります。私は、仲人のような役割で互いのやりとりを代わりに担当し、結婚というゴールを目指す役割。ここでもカウンセリングの学びが役立っています。
亀井 巴さんの活動はこちら!
https://www.cocomarie.co/
これから受講を考えている方へメッセージをお願いします。
キャリカレにはさまざまな資格がありますが、何を学んだとしても、生活に、仕事に、転職に、また周囲の方との関わり方にも活かせるので無駄がないと思います。
人生は一度きり。やってみたいという気持ちがあるならやるべき。私も、挑戦した結果として新たなやりがいを見つけました。それも挑戦したことへの対価だと思っています。
子育て1本だとイライラしていたかもしれませんが、仕事をするために効率よく家事をしたり、子どもとおだやかな時間を過ごすなど、時間の使い方もうまくなってきたかなと思います。
資格をとっても、その後の独立や集客が大変そう……、と思うかもしれませんが、今はいろいろなツールがあって、簡単に開業ができます。自分はこんなことをやっている、と表現すると全世界の人が見てくれる。一昔前はなかったことで、ぜひ、気軽にやりたいことに挑戦されることをおすすめします!
関連する体験談
サイト内検索
カテゴリー
心理学・カウンセラー
癒し・健康・ボディケア
食・料理
ビジネススキル
ペット・動物
カラー・ファッション
趣味・実用