心理学・カウンセラーに関する体験談詳細

【メンタル総合心理W資格取得講座】

不登校の生徒がのびのび過ごせる居場所作りをしたい。 友だち感覚で話ができるカウンセラーとして活動しています。

不登校の生徒がのびのび過ごせる居場所作りをしたい。 友だち感覚で話ができるカウンセラーとして活動しています。

戸井田 真奈美さん/JADP認定上級心理カウンセラー®、キャリアベース居場所支援「ふらっぽ北柏」メインスタッフ/千葉県在住/2023年10月資格取得

「メンタル総合心理W資格取得講座」

キャリカレで資格を取ろうと思ったきっかけは?

小学生の頃からバスケットボールをしていて、19歳で子どもを産んでからもママさんチームで活動していました。しかし、10代のときに傷めていたひざ靱帯の状態が悪化し、34歳から合計4回手術。術後は家にいる時間が長くなり、もうバスケットは無理だな、そのかわりに違うことに挑戦したいな、と思うように。手術の後に、人生何が起こるか分からない、20歳の長男の他、中学1年生の長女、小学5年生の次男がいて、夫に何かあったときにも自分で稼ぐ手段を持っておくためにも、何かを学びたいと思いました。

そのとき頭に浮かんだのがカウンセラーの資格でした。子どもの頃から両親に内気、恥ずかしがり屋と言われていたし、集団生活で人に合わせないと仲間はずれにされるという空気など、しんどいなと思うことも多かった。そんな中、SNSを通じて「HSP」、いわゆる繊細さんという人がいることを知りました。感受性が強く、環境刺激に敏感に反応してしまう傾向が強い人がいる――こういった情報を私も若いときに知っていたかったなと思い、心についてもっと学んで、ゆくゆくは発信したい、と思いました。

キャリカレのことは、SNSの広告を見て知りました。特に、主婦の方がカウンセラーの資格を取得した体験談を読んで「私も資格をとったら人生が変わるのかな、自信がつくのかな」と、資格取得を決意しました。

実際に学んでみて、どうでしたか? 苦労したこと、モチベーション維持のために工夫したことは?

送られてきたテキストは、知らない言葉も多かったけれど、全般にわかりやすくて安心しました。

まずは、自分なりに勉強時間のルーティンを決めました。午前に子どもが学校に出かけたら、テキストと動画視聴、午後は問題をとく、というのが大まかなルール。特にスマホ動画はすき間時間に見ることができるのがいいですね。子どもの習い事の送迎の合間、車で待っている間の時間を活用しました。

添削問題を郵便ポストに投函するときのドキドキ感、毎回、「この部分がしっかりできています」など心のこもったコメントをくださるので、励みになりました。質問に対してもすぐ返事をくださって助かりました。子どもには点数を見せて「すごいじゃん」と褒めてもらってモチベーションを維持していました。

家族が食事の後に「勉強しなくていいの?」と言ってくれたり、私が動画を見ていると、邪魔にならないように部屋を移動してくれたりして協力してくれました。

資格試験は、緊張感がありましたが、テストの内容を見たときに「これ、わかる」と思った。苦労というよりは、この年齢になっても自分のために勉強ができる、ということがうれしかったです。

資格を取ったことで変化したことは? 現在の活動への影響は?

勉強をしている最中も、「心のことを学んで何かをしたい」という目標は忘れないようにしていました。

資格取得後、我孫子市が主催している起業セミナーがあることを市のホームページで知り、週1回、1カ月間参加することに。そこで出会ったのが、「ふらっぽ北柏」を運営する方でした。

「ふらっぽ北柏」とは、不登校の生徒を支援するNPO法人キャリアbaseが運営する、居場所支援の場です。学校や家以外に明確な居場所を作りにくい生徒たちの居場所として、利用料無料で開所しています。そこでは、ゲームをしてもおしゃべりをしても、何もせずにいてもOK。自由な空間で、みんなが好きなことをして過ごします。

出会ったその方に「カウンセラーをしています」と伝えると、「不登校の子は全国に増えていて、カウンセラーさんが圧倒的に足りていないので力を貸してほしい」と言われ、「力になりたいです」と即答しました。

「ふらっぽ北柏」は2023年4月にオープンし、夕方から夜に開所していましたが、2024年8月から日中も開所することになりました。私ともう一人のスタッフで運営。私は「まなてぃー」と呼ばれていて、ブログ記事も担当したりしています。

最初は「不登校の子だから、学校のことは話さない方がいいのかな」などと思っていたのですが、会う回数が増えると、「考えすぎなくても話したいことは向こうが話してくれるんだ」とわかりました。生徒と接するときには資格で学んだ「傾聴」の精神をよく思い出しています。

中学3年生のアート好きの女の子とは、いっしょに絵を描いたり話をしたり。学校に行った日には帰りに立ち寄って「今日は体育でバレーをやった」と教えてくれます。「このアニメを見てほしい」とお薦めしてくれると、心を開いてくれているんだなぁと、うれしくなりますね。

高校の「総合探求授業」にも同行していて、生徒が文化祭を運営する活動をサポートしています。カウンセラーだと伝えると、一人でぽつんといる子が話しかけてくれたりも。来年には、高校で登壇する機会をいただき、HSPをテーマに話そうと思ってパワポを作成しています。こういう活動ができるのも、資格をとって、活動範囲が広がり、人とのつながりが出来たからだと感謝しています。

キャリカレを通じて知り合うことができた全国のカウンセラーさんとも、月1回でオンライン報告会やカウンセリングの練習会をしています。いつか一緒にイベントが出来たらいいね、なんて話しているんですよ。

カウンセラーとして活動しはじめた当初は、不登校の子を減らしたい、と思っていましたが、最近は、どんな子であっても自由な気持ちで過ごせる居場所を増やしたいと思うように。そのためにも、悩みがあったり、心の中にもやもやがある生徒たちが友だち感覚で話をしてくれるようなカウンセラーになりたい。

高学歴でもない普通の生き方をしてきた私が、資格をとったことで自信がつき、未知の世界に挑戦することができました。次は、アロマについて学び、リラックスできる方法として使ってみたいなと思っています。

「戸井田さんの活動先のHPはこちら!」
https://career-base.jp/

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